東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
ルカーチの『小説の理論』購読を中心としつつ、関連するテクストも合わせて読みます。
ルカーチ『小説の理論』の他に、ジェイムソン『マルクス主義と形式』やベンヤミン「物語作者」を読む予定。スケジュールに余裕があれば、ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』かフローベール『感情教育』も読む。あるいはモレッティ『遠読』も読むかもしれない。
発表と討論による。
授業内での発表とそれにともなうディスカッションでのパフォーマンス、および期末レポートを総合的に評価する。欠席4回で期末レポートを書く権利を失う。
ルカーチ『小説の理論』を各自入手しておくこと。文庫版か著作集かは問わない。
履修希望者は初回の授業(4月11日)に必ず出席すること。やむを得ず欠席する場合は担当教員に連絡すること。