本科目は、英語教育プログラム履修生向けの授業「第二言語習得論特別講義」としても同時に開講されている。
日本人英語学習者(本学学部生を想定)を対象に、第二言語としての英語の文理解実験プロジェクトに取り組む。過去に本担当者による「第二言語習得論特別講義」履修済み、もしくは、心理言語学入門科目授業を履修済み相当の背景知識を想定しているが、個別に相談に応じる。
意義のある結果が得られたら、学会発表など応援します。
- 先行研究をリサーチしたうえで、独自の実験計画を立てる(個人または学生同士共同で)
- 実際に本学学部生を対象にデータを集める
- データ分析を行い、発表する
実習形式
実験の内容によっては、通常の授業以外の時間にデータ収集作業が発生することもある。
各段階での取り組みおよび結果発表(プレゼンテーションもしくはレポート)
本科目は、英語教育プログラム「第二言語習得論特別講義」および言語情報科学専攻専門科目「言語情報科学特別講義I」として両開きで開講されている。英語教育プログラムの修了要件として履修する場合は「第二言語習得論特別講義」のほうで登録すること。
なお、英語教育プログラムの修了要件としてすでに「第二言語習得論特別講義」という名称の科目を履修済みの場合、2回目に同一科目名で履修した際の単位はプログラム修了要件にはカウントされない。その場合「言語情報科学特別講義I」として履修すれば言語情報科学専攻の単位としてはカウントされる。一方、英語教育プログラムの学生でない人はもともと「言語情報科学特別講義I」としてしか履修できない。
独自に実験計画を(ある程度)提案できる学生を想定している。自信がない場合は事前に担当者(hirose@boz.c.u-tokyo.ac.jp)に相談すること。 また、英語教育プログラムの学生で、入門的な内容の授業を希望する場合は、2018年度に開講予定の「第二言語習得論特別講義」は、心理言語学・第二言語習得の初学者むけにTopics in Second Language Processingというサブタイトルで開講するのでそちらの履修をご検討ください。