東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
社会主義リアリズムは実際はどのようなものであったかは必ずしも明確ではない。この授業では、特に1920年代のプロレタリア芸術論、未来派などのアヴァンギャルトの芸術・文学論などを中心にして、社会主義リアリズムの成立に至までのロシアの芸術・文学状況について考える。
最初の1,2回の授業で1920年代の文学の状況について概説したあと、主としてプロレタリア文学やアヴァンギャルドの文学・芸術論に関する文献を読んでいく。
文献の講読が中心となる。
平常点とレポート
プリントを配布する。