東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語情報科学特別講義I (複合語の音韻構造)

  • 科目コード(修士): 31M200-1514A
  • 科目コード(博士): 31D200-1514A
  • 開講学期: A1A2
  • 曜限: 集中1限 集中2限 集中3限 集中4限 集中5限 Intensive 1st Intensive 2nd Intensive 3rd Intensive 4th Intensive 5th
  • 教室: 駒場18号館 18号館メディアラボ2
  • 単位数: 2
  • 担当教員: 窪薗 晴夫

授業の目標・概要

一般言語学の観点から、日本語の複合語の音韻構造を考察する。考察の主な対象は、連濁と複合語アクセント、そしてそれらの音韻規則にかかる制約(意味制約、枝分かれ制約、リズム制約等)である。標準語(東京方言)を中心に考察を進めるが、適宜、他の日本語方言や他の言語(英語など)の音韻構造・規則にも言及する。

授業のキーワード

  • 複合語
  • 方言
  • 英語
  • 日本語
  • アクセント

授業計画

講義1日目(4コマ)連濁規則と諸制約 講義2日目(4コマ)複合語アクセント規則とその一般化 講義3日目(4コマ)複合語アクセント規則にかかる諸制約 講義4日目(3コマ)語形成に関わる音韻規則

授業の方法

講義と受講生の発表、質疑応答を中心に進める。

成績評価方法

授業中の発表・質疑応答30%、レポート(もしくは筆記試験)70%

教科書

窪薗晴夫(1995)『語形成と音韻構造』くろしお出版。 窪薗晴夫(1999)『日本語の音声』岩波書店。

参考書

窪薗晴夫(1995)『語形成と音韻構造』くろしお出版。 窪薗晴夫(1999)『日本語の音声』岩波書店。

履修上の注意

言語学(英語学、国語学を含む)の基礎知識があることが望ましい