東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
一般言語学の観点から、日本語の複合語の音韻構造を考察する。考察の主な対象は、連濁と複合語アクセント、そしてそれらの音韻規則にかかる制約(意味制約、枝分かれ制約、リズム制約等)である。標準語(東京方言)を中心に考察を進めるが、適宜、他の日本語方言や他の言語(英語など)の音韻構造・規則にも言及する。
講義1日目(4コマ)連濁規則と諸制約 講義2日目(4コマ)複合語アクセント規則とその一般化 講義3日目(4コマ)複合語アクセント規則にかかる諸制約 講義4日目(3コマ)語形成に関わる音韻規則
講義と受講生の発表、質疑応答を中心に進める。
授業中の発表・質疑応答30%、レポート(もしくは筆記試験)70%
窪薗晴夫(1995)『語形成と音韻構造』くろしお出版。 窪薗晴夫(1999)『日本語の音声』岩波書店。
窪薗晴夫(1995)『語形成と音韻構造』くろしお出版。 窪薗晴夫(1999)『日本語の音声』岩波書店。
言語学(英語学、国語学を含む)の基礎知識があることが望ましい