東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
萩原朔太郎に立ち返り、詩的言語の生成について、批評理論を参照しながら、テクストを読む。初期の作から後期のものまで、『月に吠える』『青猫』「青猫以後」『氷島』から、広範囲のテクストを扱う予定。とり上げる作品によって、関連する別の詩人のテクストを読む機会もつくりたい。 テーマ批評、フェミニズム批評、マルクス主義批評、精神分析批評などを随時参照する予定。
追って指示する。
授業参加者がそれぞれの関心に引きつけて、詩のテクストの分析を行う。発表を受けて、自由に意見を交わし、テクストのさまざまな読みの可能性を探る。
授業参加とレポート
岩波文庫、三好達治編『萩原朔太郎詩集』を用意しておくこと。