東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
理論的枠組みを超えた「統合的アプローチ」を目指した論文集を取り上げ,受講者が興味をもったトピックを選んで,「深掘り」を試みる。
1-2週目は,文法と語彙の関係をめぐる導入的な講義を行う。第3週目以降は,受講生に各自選んだトピックについて発表してもらい,討論を行う。1巡目は論文の内容紹介と批判的検討を中心とし,2巡目は関連する内容で自分の考察を発表してもらう。 なお,論文集は日英対照をテーマとしているが,2巡目の発表で扱う言語は日英語に限る必要はない。
最初の導入部分は講義とし,3週目以降は学生の発表と討論を行う演習形式とする
毎回の授業参加と期末に提出する小論文によって総合的に評価する。
藤田耕司・西村芳樹編(2016)『日英対照 文法と語彙への統合的アプローチ--生成文法・認知言語学と日本語学』開拓社
随時指示する
第二週までに各受講者の担当する章・トピックを決めてもらうので,事前に教科書を購入して,どこの担当を希望するか考えておくこと。