東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
文学的なテクストの英語から日本語への翻訳を学ぶ。基本的な英語読解力を前提として、「英文和訳」ではない「翻訳」とはいかなるものかを実践を通じて習得する。
毎回、主としてイギリス人によって書かれた文学的テクスト(作品、評論、エッセイ等)の一節を扱う。受講者による訳の代表例を配布し、それを全員で検討する。代表例の作者はまず自分の翻訳を朗読し、翻訳にあたっての工夫点について発表する。それについて、受講者が論評を加える。これを11〜12週繰り返す。
「授業計画」に準じる。
毎回の提出、発表。および最終週に英語読解の試験を行う。
特になし。
特になし。
このセミナーの表題が「翻訳をマスターするクラス」という意味ではないことに留意すること。すでに(ある程度)「マスター」している人が対象である。また、受講希望者が20人をこえる場合には、何らかの形で選抜することもありうる。