東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
ドイツの思想家Th.W.アドルノの音楽哲学の主著をなす『新音楽の哲学』(1949)に収録されたシェーンベルク論(「シェーンベルクと進歩」)を精読するなかで、アドルノの芸術思想の基本的な構図を確認するとともに、その今日的な射程について検討する。
毎回担当者を決めて、テクストの要約と問題提起をおこなってもらい、それをもとに参加者で議論する。
演習形式で行う。
発表、授業への貢献度、期末レポートで評価する。
アドルノ『新音楽の哲学』龍村あや子訳、平凡社、2007年。マスターコピーとドイツ語原文を用意する。
授業内で指示する。