東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語情報処理I[学際言語科学コース](プログラムを書いてみる)

  • 科目コード: 08C1516
  • 開講学期: S1, S2
  • 曜限: 火(Tue)5 [16:50-18:35]
  • 教室: 18号館 言語情報解析室
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 加藤 恒昭

授業の目標・概要

単語の頻度調査やコンコーダンス作成等のテキスト処理や,文の統語構造の解析を例に,プログラミングの基礎を学ぶ.初心者を対象に,プログラミングとは何かからはじめて,プログラミングの基本概念を学び,実際にプログラミングをすることで理解を深める.既存の形態素解析ツール(mecab)や依存構造解析ツール(cabocha)を使って,日本語文書の簡単な分析ができること,文の構造の簡単な解析ができることを目標とする.プログラミング言語はpythonを利用する.

授業のキーワード

  • python
  • プログラミング
  • コンピュータによるテキスト処理
  • 自然言語処理

授業計画

1. 導入 プログラミングとその環境 2-5. プログラミングの基礎(データ構造と制御) 6,7. 頻度表とコンコーダンスの作成 8,9. 文字列処理とオブジェクト 10-12. 形態素解析結果と依存構造解析結果の処理 13. 再帰構造と探索的プログラム 14-15. 統語構造解析

授業の方法

講義を中心とするが,授業時間中や課題として実際にコンピュータを操作して,プログラムの動作を確認する.

成績評価方法

隔週程度の課題(簡単なプログラミング)提出と期末レポートによる.

教科書

プリントを使用する

参考書

開講時に指示する

履修上の注意

第1回の授業で,コンピュータ利用のためのアカウント等について説明する.プログラムの経験のない(あるは,ほとんどない)初心者を対象とした内容であり,既に一定のスキルを身につけている学生が受講しても得るものは少ないので,注意すること.