東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

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言語情報科学特殊研究II(文化エコロジー)

  • 科目コード(修士): 31M200-1558S
  • 科目コード(博士): 31D200-1558S
  • 開講学期: S1, S2
  • 曜限: 水(Wed)5 [16:50-18:35]
  • 教室: 8号館 8-113
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 星埜 守之

授業の目標・概要

現代の世界におけるいわゆるグローバル化と不均等な脱=植民地化のなかで、ローカルな文化は多くの場所で近代的な諸価値との再交渉を迫られている。この授業では様々な文献を読みながら、こうした問題についての認識を深めるための手がかりを探ってゆきたい。

授業のキーワード

  • 文化
  • 植民地
  • グローバル化

授業計画

文献については基本的に日本語で読めるもの(外国文献については邦訳のあるもの)を使用する。昨年度ははアントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『〈帝国〉』をとりあげたが、今学期については受講者とも相談のうえ決めたい。ちなみに、これまでにとりあげた文献にはポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック』、ジェイムズ・クリフォード『ルーツ』、ロビン・D.G.ケリー『フリーダム・ドリームス―アメリカ黒人文化運動の歴史的想像力』、ビジャイ・プラシャド『褐色の世界史』、石牟礼道子『苦海浄土』などがある。

授業の方法

文献の講読と受講者の発表、討論によって授業を進めて行く。

成績評価方法

平常点、レポートなどで評価する。

教科書

必要に応じてプリントを配布する。

参考書

適宜指示する。

履修上の注意