東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
1920年代にパリで誕生したシュルレアリスム運動は、文学、美術、政治、思想といった領域を横断する20世紀最大の精神の冒険ということができる。昨年度Aセメスターではシュルレアリスム運動の主唱者であるアンドレ・ブルトンの『通底器』(1932)の読解・分析をおこなった。今学期も引き続き、同テクストの精読を予定している。
最初の1~2回程度で1930年代までのシュルレアリスム運動の展開を概観したうえで、フランス語のテクストを講読する。
概論ののちに、受講者による発表と討論を中心に運営する。
授業での発表、レポートなどで総合的に評価する。
プリントで配布する。
授業中に適宜指示する。